大阪の革製品を扱う会社が台湾クラファンで総額8,000万円超え!
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2022年05月26日
「台湾で反響のあった日本商品」をご紹介パート2。台湾最大規模のクラウドファンディングzeczecで4回出品され総資金調達額合計8,000万円超。ハレルヤさんの4アイテムのご紹介となります。
1、4回のプロジェクトで総資金調達額合計8,000万円超えた日本の高機能財布が話題に
2019年8月13日から台湾のクラファンzeczecでプロジェクト掲載開始、約2か月間の募集期間でで最終的に集まった資金総額は NT$11,711,042(日本円で約五千万円)。
プロジェクトと商品の説明
大阪革製品ブランド「ハレルヤ」
革製品をもっと身近なものにしたい。というコンセプトから国内、海外に独自の製品ルートを構築。2013年にデザイナー「nitchmo」として活動を開始し、翌年2014年に「ハレルヤ」が設立されました。
2019年に初めて「整理整頓」に特化した「TIDY」長財布をリリース。1,000人以上の消費者の意見を参考にして、「しっかり整理できる」「お手入れ簡単」のコンセプトで競争率の高い長財布市場で新たな道を開拓される。
「仕切り」でお札と領収書を瞬時に仕切れるので使い勝手が良い。キレイに収納ができるのはもちろん、損なうことのないデザイン性。そして皮を革を鞣す際使うオイルをたっぷりと含ませているため、毛並みが移動することで変化する革の表情は、簡単な傷跡なら指で撫でると毛並みが移動し修復できることも台湾で反響が出たポイントとなった。
また初回プロジェクトとなった「長財布」だけでなく、「二つ折り財布」「お財布ポシェット」「新デザインの長財布」など4度にわたるプロジェクトを無事成功させ、総合計9,000万円を超える調達に成功した。
「二つ折り財布」
「お財布ポシェット」
「新デザインの長財布」
台湾で反響が出た理由の考察
・収納力だけでなく高品質を感じさせる財布の素材とデザイン(両方兼ね備えているものは台湾では見ない)
・納得できる価格設定(約12,000円)としっかりした印象の牛皮&日本製
・色の選択が豊富
・傷つきにくい(傷ついても撫でると修復するというのも話題に)
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